
選択肢をくれた布と、あの日忘れていた夢のこと
~Sewing cat factoryの想い~

こんにちは。
Sewing cat factory 《大人のアフリカンワンピース専門店》のゆみです。
只今Sewing cat factoryでは新アイテムのスカート製作に奔走しています。
53歳になっても、新しいことばかりが次々やってきます・・・。
簡単なことは全然なくて、頭の中のサビを落としながらゆっくりとしたペースで毎日挑戦です…。
今までの当たり前は通用しないのですが、多分、数年前の私から見たら
「えっ、そんな楽しそうなことやってるの?」って羨ましがられそうです。
今日は、いつもとは少し違う話をさせてく ださい。
以前の私は、真っ黒に埋まったスケジュール帳をめくるだけで
心が擦り切れていくような、そんな毎日を送っていました。
過酷な数年間を過ごした後には、抜け殻みたいに何にも考えられない私が残っていました。
「いつまでも、このままなのかな?」
「何かが違う気がするのに、何をしたいか分からない」
夢だって、いつの間にか、どこかに置き忘れてしまっていたんです。
変わりたい。でも、変われない。
そんな日々に、風穴を開けてくれたのは、
自由に彩られたたった一枚のアフリカ布でした。
あまりにのびやかで、
あまりに自分とは遠いようで…、
なのに、なぜだか、目が離せませんでした。
その布は、言葉の代わりに私に語りかけてきたように思います。
「もっと自由でいいよ」って。
──その瞬間に、世界が少し変わったのです。
忘れていた夢に、また触れてみようと思いました。
自分を“好きになってみたい”と、初めて感じました。

あなたの心にも、そっと灯りを
私がこのお店を始めたのは、
あの時の私のように
「何をしたいか分からない」
「夢を思い出せなくなってしまった」
そんな誰かの、ささやかな“きっかけ”になれたらと思ったからです。
あなたが今どんな毎日を過ごしているかは分かりません。
でも、もし少しでも心が動いたなら
この出会いが、小さな選択肢の一つになれたら…そんな願いを込めています。
夢なんて忘れてた。
そんな私が、もう一度思い出せたように──
今このメルマガを読んでくれている“あなた”にも、聞いてみたいんです。
「あなたの夢は、なんですか?」
まだ言葉にできなくても、誰かと分かち合いたいと思ったとき、ここに戻ってきてください。
きっと、心がふっとほどけるはずだから。
私の夢は、みなさんの中にある小さな夢の種がそっと芽吹くきっかけになること。
そんな場所や時間を、このお店を通して届けられたら…と願っています。

今回は会場に行けないけれど…
Sewing cat factoryは今回は《オンライン》で参加します。
直接お会いできないのは少し寂しいけれど、
こうして画面越しでもつながれることに
心から感謝しています。
距離があっても、想いはちゃんと届くと信じて。
このご縁を、これからも大切に育んでいきたいと思っています。
最期までお読みいただき、本当にありがとうございます。
あなたの貴重なお時間を、少しでもあたたかく彩ることができていたら嬉しいです。
感想や応援メッセージ、いつでも大歓迎です!
そっと一言いただけるだけで、とても励みになります。
今回のお届けはSewing cat factory ゆみ でした。
これからも、心を込めたものづくりを続けていきますので、
よかったらお気軽にフォローしてください^^
